首の痛みによくある症状
-
朝起きたら寝違えて首を痛めてしまった
-
長時間パソコン作業をしていて首が痛くなった
-
ストレッチしたら動かし過ぎて痛めた
-
交通事故に遭いむちうち症が続いている
つらい首の痛みの症状
首の痛みの症状は、姿勢や動作により、
椎間板や椎間関節といった頚椎(けいつい)と呼ばれる
首の関節の「ズレ」から来る痛みが大半と言われています。
ここでは、首の痛みに関する症状や対策をご紹介いたします!
当院の施術メニュー Recommend Menu
-
各施術内容と、当院こだわりのポイントをご紹介致します。
つらい首の痛み、姿勢が原因?
手がしびれている、指先が冷たい・・・
この不調の原因は、首の骨の「ズレ」による可能性があります!
日常生活で、こんな姿勢をとっていませんか?
・猫背により前かがみになって歩いている
・長時間スマホの操作
・長時間のデスクワーク(パソコンの作業など)
・うつむいた状態での読書
これらの姿勢、首にとても大きな負担をかけています!
首が支えている頭の重さは、体重の10%と言われています。
上体を起こし、正しい姿勢の間であれば頭の重みは分散されますが、
猫背や下向きの姿勢では、思っている以上に首に大きな負担をかけているのです。
首の骨にかかる負担の大きさはうつむく角度によって変わってきます。
まっすぐの状態・・・約4~6㎏
15度の傾き・・・・・約12㎏
30度の傾き・・・・・約18㎏
45度の傾き・・・・・約22㎏
首が曲がれば曲がるほど、首の骨にかかる負担が大きくなっていくのがわかりますね。
45度では10㎏のお米を2袋。とても重たいことはイメージできると思います。
このような前傾姿勢により引きおこる首の痛みの症状、
その多くが「ストレートネック」です。
現代人に多く、「ストレートネック」または「スマホ首」と呼ばれている症状です。
スマホ操作時、上記であったような下向き・前傾の姿勢になりがちですよね。
そのような姿勢になることで、
本来緩やかに湾曲している首の骨(頸椎)のカーブが失われ、まっすぐな状態「ストレートネック」になってしまいます。
ストレートネックの症状
首の骨が正常な位置であれば、血行はスムーズな状態にあります。
しかし、首の湾曲を失った「ストレートネック」の状態だと血行が悪くなり、
首のこりだけでなく肩こりや冷え、不眠、めまい、腕のしびれなどの不調を引き起こします。
ストレートネックは病名ではありませんが、悪化してしまうと背骨の椎骨と椎骨の間にある椎間板が後ろに飛び出しやすくなり「椎間板ヘルニア」を引き起こします。
よくある肩こり、首こりと思わず、まずはスマホから目を離したタイミングで姿勢を正すことを始めてみましょう。
作業の合間にストレッチを!
なるべくスマホの操作やパソコンの作業を行わないことが予防の一つではありますが、
仕事をする上では業務に欠かせないこともあると思います。
こまめなストレッチでストレートネックを予防しましょう!
首の運動を行い、筋肉と関節の可動を良くするように努めましょう。
簡単なストレッチ方法
①首をゆっくり前後左右に倒していきます。
急激に倒さないように注意し、動かせる範囲で動かしましょう。
②慣れてきたら今度は左右に首を回していきます。
③頭を大きくぐるぐると回します。
このときに呼吸を止めないよう、ゆっくりと回します。
さらに慣れてきたら、
④バンザイ動作や大きく腕を回す。
肩甲骨周辺の運動もできる範囲で行っていきましょう。
肩の筋肉が固くなると首が十分に動いてくれません。
肩周りの筋肉もしっかりと動かしていきましょう。
この動きを1セットとし、朝昼晩に3セットずつ行うと痛みや可動域が大きく改善されます。
なるべくリラックスし、力を抜いた状態を意識して行いましょう。
ストレートネックになってしまう原因の多くは上記のような前傾姿勢やスマホ操作と言われていますが、
高い枕、低すぎる枕、枕なしで寝るのもストレートネックになってしまう要因となります。
首の痛みの予防、改善は日常生活を見直すところから始めてみましょう。
こんな首の痛みは要注意!
ストレートネックの他にも、首の痛みはさまざまな原因で発生することがあります。
・とくにケガをしているわけではなく、首の痛みから腕や手にしびれや痛みを感じる
・交通事故に遭ってから首の調子が悪い、頭がだるい、だんだん痛みが出てきた
このような方は以下の疾患かもしれません。
◆頸椎症に伴う神経障害性疼痛
何らかの原因により首の骨(頸椎)から出ている神経が圧迫され、腕や手の方にしびれや痛みが生じます。
・加齢により頸椎や椎間板が変性し発生するもの
・頸椎の周りの靭帯が肥厚し発生するもの
この場合、上を向いたり首を横に倒したりすると、腕や手の方にしびれが発生するのが特徴です。
予防・改善のために、普段の姿勢を見直すことが大切です。
・正しい姿勢を保ち、前傾姿勢にならないよう心掛ける
・首を過度に前後に倒す、回したりしない
・なるべくうつむきの状態にならない
◆むちうち
交通事故などで首が鞭のようにしなると、むちうちになることがあります。
外見からはその症状を汲み取ることが難しく、
交通事故後に痛みの自覚があまり無くても後になって痛みが出てくるということもよくあることです。
むちうちによくある症状
・首を動かしたときの痛み
・めまい、頭痛、めまい
・吐き気、食欲不振
・首の痛みがなかなかとれない、断続的に続いている
・手足のしびれ
・医師には首の骨に異常は無いと言われたが、調子が悪い
交通事故後、このような症状のある方は、
すぐに医師の診断を受けましょう。
放置してしまうと後遺症に繋がってしまうケースもあります。
事故後は痛みのあるなしに関わらず、早期に適切な施術を受けましょう。
当院では交通事故施術に関する無料相談も承っております。
病院との併診も可能ですので、お気軽にご相談ください。
その他にも首の痛みの原因として以下のような例もあります。
◆更年期障害、冷え性
更年期障害や冷え性による首の痛みがあります。
更年期障害の一例として、
・頭の方が火照る
・頭痛やめまい
・易疲労感などの症状
・首や肩の筋肉のコリ
こういった症状からも首の痛みに繋がる要因となります。
また、冷え性は季節の変わり目や冷房によっても起こりやすくなります。
身体が冷えることによって首や肩の筋肉が固まり、疲れが溜まりやすくなるのです。
それにより首の痛みが発生する可能性があります。
特に秋から冬にかけては、気温が下がりだんだんと寒くなってきますので、
マフラーやネックフォーマーなどを用いて首を冷やさないように注意してください。
逆に夏などの暑い季節に関しては、冷房でよく冷えてしまう方が多いので、
風が当たる位置や温度設定に気をつけてくださいね。